ウォルマートnews|5カ所目の次世代フルフィルメントセンター/2026年開設
ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は、カリフォルニア州ストックトンに5カ所目の次世代フルフィルメント・センターを開設すると発表した。
次世代フルフィルメント・センターでは、従業員とテクノロジーや機械学習の力を組み合わせることで、EC注文のフルフィルメント能力を向上させると同時に、西海岸にスピーディーな配送サービスを提供する狙いだ。
ストックトンは、カリフォルニア州の州都サクラメントから南へ約80kmほどの距離にある。施設面積は約90万平方フィート(約83000㎡)で、1000人以上の従業員で運営される。
次世代フルフィルメント・センターでは、自動化された高密度保管および取り出しシステムを備えているため、マニュアルをこれまでの12ステップから5ステップに合理化される。これにより、従業員の作業を簡素化できると共に、一日のフルフィルメント処理件数も2倍となる。また、顧客への翌日または翌々日の配送が拡大される。
すでに稼働している次世代フルフィルメント・センターと新しくできるっストックトンのセンターを合わせれば、米国人口の95%の世帯に対して、同社の販売とマーケットプレイスの商品を、2日以内に配達できる能力を持つこととなる。
ウォルマートは現在カリフォルニア州に配送センター8カ所、フルフィルメント・センター4カ所、店舗309店を展開し、10万0140人以上の従業員を雇用している。