ターゲットnews|’24年売上高1065億ドル0.8%減・純利益1.1%減
米国のディスカウントストア業態チェーン第2位のターゲット(ミネソタ州ミネアポリス、ブライアン・コーネルCEO)が2025年1月期の第4四半期および通期決算を発表した。
第4四半期(2024年11月~2025年1月)の営業収益は309億1500万ドル(1ドル150円換算で4兆6373億円)で3.1%減、営業利益は14億6700万ドル(2101億円)で21.3%減、純利益は11億0300万ドル(1655億円)の20.2%減。
そして通期では、営業収益1065億6600万ドル(15兆9849億円)の0.8%減、営業利益は55億6600万ドル(8349億円)で2.5%減、純利益は40億9100万ドル(6137億円)で1.1%減の減収減益で終了した。
通年の既存店売上高は前年比0.1%増、うち客数は1.4%増、客単価は1.3%減だった。また既存店ベースのうち、店舗販売は1.6%減少したが、オンライン販売は7.5%増と好調だった。
チャネル別売上げ構成比は店舗が80.4%、オンラインが19.6%で、前年度よりオンラインの割合が増えている。そのオンライン販売の商品フルフィルメントは、97.6%が店舗で行われ、前年より0.2ポイント増加している。
2024年に刷新したターゲットの自社カード「サークルカード」の利用率は売上げの17.8%を占めている。ただし前年より0.8%減少している。
期末店舗数は1978店と、前年より22店舗増加した。