ウォルマート、お客の閲覧・購買履歴を活かしたウェブサイトに一新!
ウォルマートがウェブサイトを一新した。
サイトデザインは、タブレット、ラップトップ、大型デスクトップなど、それぞれのスクリーンの大きさに合わせた見やすい仕様に一から作り直された。また、マウスだけでなく、タッチパネル画面に対応した操作性考慮された。
お客がアクセスすると、最初にあらわれる画面は、それぞれの顧客の閲覧履歴や購買履歴によって変わる。つまりお客が買った商品と関連性のあるアイテム、興味のある商品が表示される。パーソナライズされた提案型画面となる。またお客の過去の検索や実際の購買履歴に基づいて「マイ・ローカル・ストア」を設け、その店鋪のロールバックの商品リストや割引クーポンを用意。
新デザインサイトは、すでにオンライン顧客の半分以上に提供されている。
オンライン商品の詳細項目も改善され、写真、商品説明、レビューなどが見やすくなった。関連商品も同時に表示され、購買意欲を刺激する仕組みに改善されている。
今後、チェックアウトの手順も3段階の簡単なものに変更される予定で、1ページ内ですべての処理を行なえるようにする。
新デザインサイトを構築したプラットフォームは、過去2年かけて開発されたもの。
アマゾンの驚異的な伸びに、ウォルマートは手をこまねいてはいられない。
オンライン、オフラインを問わず、お客との接点をいかにアクセスよく、利便性高く、お客の志向に合わせてサービス提供できるか。それがO2O戦略のカギを握る。
今回のサイトデザインのリニューアルは、アマゾン対策の一環にほかならない。
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