ターゲットnews|第2四半期増収減益だがトランスフォーメーション
ターゲットは7月29日で終わった第2四半期の決算を発表した。ディスカウントストアとハイパーマーケットを展開して、この業態ではマーケット・リーダーのウォルマートに次ぐマーケット・チャレンジャー。
第2四半期売上高は164億2900万ドル(1ドル100円換算で1兆6429億円)で、前年度比1.6%の増加と健闘。既存店売上高は1.3%増加。既存店客数が2.1%増加して、売上高に貢献した。粗利益は50億1000万ドルで、粗利益率は30.5%と高い。
しかし、純利益は1.2%減少して6億7200万ドルで、増収減益。
一方、デジタル・チャネルの売上高は32%増加して好調だ。
ブライアン・コーネルCEOのコメント。
「第2四半期に各事業が強力に遂行されたことに感謝したい。わが社の業績は大幅に改善した。 特に、店舗とデジタルチャネルの双方の成長を反映して、第2四半期の客数が2%以上増加したことは喜ばしいことだ」
さらに「私たちは、ビジネスのあらゆる部分を変革し、トランスフォームしていく。小売業の新しい時代に対応しつつ繁栄するための、さらに優れたターゲットを構築する。そのために、長期戦略に注力していく。 最近の成果からは元気づけられるが、私たちは今後も、ブランドの構築、デジタルチャネルの強化、顧客に提供する価値の進化、そして店舗でのサービスレベルの向上に努めていきたい」
図らずも、イオン(株)岡田元也CEOの最近の発言も「トランスフォーメーションを実現させる」だった。これは根本的な変革を意味する。
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