ダラーゼネラルnews｜第3Qも11%増収/7%増益で今期1044新店改装店

米国のダラーゼネラルが、第3四半期の決算を発表した。

売上高は59億0361万ドル(1ドル100円換算で5904億円)の前年同期比11.0%増。既存店売上高は4.3%増で、全体売上げ増に貢献した。営業利益は4億1743万ドルの7.0％増。純利益は2億5300万ドルで、こちらも7.3%の増加。

売上高対比の営業利益率は7.1%の高収益経営だ。粗利益率が29.9%、経費率22.9%の収益構造である。

ダラーストアは、バラエティストアのワンコインのレートが1ドルに上がってきて、「ダラーストア業態」へと発展したもの。ライバルのダラーツリーは第3四半期売上高が6.3%増の53億1660万ドル、既存店売上高3.2%増だったから、この第3クォーターはダラーゼネラルが勝利した。2017年度全米チェーンストアランキングではダラーゼネラルが20位で、ダラーストアで首位。ダラーツリーは全チェーン22位で、ダラーストアでは2位。

ダラーゼネラルCEOのトッド・ベイソスのコメント。
｢第3四半期は客数および客単価が伸びて、既存店売上高も増加しました。また、粗利益も増大しました。2018年度には900店の新規出店、1000店の改装、100店の移転を計画しています」。

今年度は、第3四半期までに1044店の新店と改装店を、719店の移転を実施して、スクラップ＆ビルドに積極的だ。また、第2四半期には買収店舗263店をダラーゼネラルにバナー変更して、これも好調だ。

今年度全体では、総売上高7%増、既存店売上高2.5%増を予測している。

ダラーストアの2社は第3四半期も好調で、依然としてウォルマートを脅かす存在である。

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