西松屋チェーンニュース|売上高1363億円、営業利益33.2%増で高収益を達成

(株)西松屋チェーン(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:大村禎史)の2017年(平成29年)2月期の決算は増収・大幅増益となった。

売上高は1362億7300万円で前期比2.6%増。売上総利益(粗利益)が増加したことや販売費及び一般管理費の伸び率を抑制したことにより、営業利益は78億7100万円で33.2%増となった。また経常利益も80億4800万円31.8%増と大きく伸び、営業利益率5.8%、経常利益率5.9%の好決算だった。純利益は51億1800万円で34.8%増。

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出店も精力的で、30店舗の新規出店を行う一方で、不採算店舗の閉店やリプレースを行い、9店舗を閉鎖。期末店舗数は908店舗。

また茨城県常総市にインターネット販売専用の配送センター「ネット東日本センター」を開設し、「西松屋チェーンギフトカード」の販売を開始した。

西松屋チェーンでは、他業種出身者の技術者のスカウトを継続して、「本格PB(プライベートブランド)」商品の開発を進める。それが商品開発力につながっている。

また数量管理、納期管理の徹底による在庫コントロールや品質管理の向上を図る一方で、スーパーインテンデント(複数店管理店長)制度を拡大。これらを支えるのがIT利用による店舗での作業手順の改善・単純化である。そのうえでローコスト経営・ローコスト運営の徹底を図る。

 

2018年2月期は、売上高1430億円(4.9%増)、営業利益87億1500万円(10.7%増)、経常利益88億8000万円(10.3%増)、純利益57億9500万円(13.2%増)を計画する。
店舗のスクラップ&リプレースを進めて収益性の改善を図るのが第1の政策だ。第2にネット消費の伸張を見据えたインターネット販売の事業基盤の強化、第3に商品計画・品質管理・納期管理の精度向上、さらに第4に中国以外の国への調達範囲拡大を継続していく。

検索ワード:西松屋チェーン 2017年2月期 本格PB ローコスト経営 

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