ローソンnews|第1四半期は連結6.9%増・成城石井は8.6%増で7%増益
(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)の3月1日から5月31日までの第1四半期決算が発表された。
連結業績は、営業総収入1592億1600万円(前年同期比6.9%増)、営業利益162億5200万円(6.9%減)、経常利益159億8200万円(4.2%減)、四半期純利益は95億9700万円(同8.8%増)。2018年2月期は、増収減益の始動となった。
国内コンビニエンスストア事業は、営業総収入は1083億8500万円(5.5%増)、セグメント利益は130億9200万円(9.4%減)の増収大幅減益だった。
第一四半期には158店舗を出店し、閉店数は79店舗。5月末段階の国内総店舗数は1万3190店。
そのうちヘルスケア強化型店舗も含めた一般用医薬品の取り扱い店舗数は、158店舗(うち、調剤薬局併設型店舗数は44店舗)。また、介護相談窓口併設型店舗数は9店舗となっている。
商品政策では、カウンターファストフードなど、主力商品の強化に取り組んだ。重量を約20%増やした「でか焼鳥」、3月には新たに「でか串カツ」を販売した。毎月開催したローソンセレクトの10%引き「ローソン得市!」や、5月の連休に合わせた「おにぎり100円セール」や「スピードくじ」などの販促効果が増収に寄与した。。
今期は、事業統合契約にもとづいて「スリーエフ」の店舗を「ローソン・スリーエフ」ブランドに、「セーブオン」店舗を「ローソン」ブランドに転換していく予定だ。また、店舗の生産性向上のためにタブレット型端末や自動釣銭機能付きの新しいPOSレジ導入に向けた準備も進めている。
一方、もう一つの核事業である(株)成城石井は、営業総収入196億9900万円(8.6%増)、セグメント利益は17億730 0万円(7.0%増)と、こちらは増収増益。
またエンタテイメント関連事業の営業総収入は190億9600万円(11.1%増)、セグメント利益は13億1600万円(39.7%増)。
海外のコンビニ事業は、中国、タイ、インドネシア、フィリピン、米国ハワイ州で各地域の運営会社がローソンを展開しているが、5月末段階で1249店舗。とくに中国は、順調に店舗数を拡大して、1093店舗となった。
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