エコスnews|第1Qは客単価下落・販促コスト増で営業利益15.5%減
(株)エコス(東京都昭島市、平邦雄社長)は、2018年2月期第1四半期の決算を発表した。
3月1日から5月31日までの業績は、営業収益290億5100万円(前年同期比▲0.6%)、営業利益6億6100万円(▲15.5%)、経常利益7億0700万円(▲10.7%)、純利益3億7600万円(▲15.5%)と、減収減益となった。
競合他社との顧客争奪戦にかけたチラシコストの増加や、消費者の節約志向による単価下落が主な要因だ。その結果、営業総利益は、前期に比べ9500万円減少(▲1.2%)し、販売費と一般管理費は、2600万円増加(0.4%増)した。
売上高対比の営業利益率は2.3%、経常利益率は2.4%となった。
第1四半期は、新たに茨城県に「TAIRAYAエスカード牛久店」1店舗を出店した。簡便商品や惣菜商品を強化し、買物がしやすい品揃えや店舗イアウトへの変更のために5店舗のリニューアルを実施している。結果、5月末のグープの店舗数は113店舗となった。
競争力の高い生鮮食料品を主力に提供するとともに、グループ食品工場で企画・製造した独自商品を増やし、惣菜売場の活性化に努めた。日配・ドライグロサリー商品は、エブリデーロープライス商品を積極的に投入した。
2016年6月に栃木県宇都宮市に物流センターを開設したことで、物流効率の向上を図ると同時に、店舗における作業効率の改善に取り組んでいる。
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