ドミーnews|2017年5月期は351億円で営業・経常利益ともに大幅減
(株)ドミー(愛知県岡崎市、梶川勇次社長)の2017年5月期決算が発表された。
営業収益は351億9500万円(対前年比0.4減)、営業利益1億4700万円(61.2%減)、経常利益2億4700万円(41.6%減)、純利益1億5100万円(31.6%減)と減収・大幅減益で終わった。
売上対比営業利益率は0.4%、経常利益率は0.7%と喫水線を割っている。
主力の流通事業の営業収益は351億4600万円(0.4%減)、営業利益1億0500万円(69.0%減)、サービス事業の営業収益は4900万円(1.7%増)、営業利益3900万円(3.5%増)だった。4月より「ドミーデリカ惣菜センター」の稼働を開始し、業務の効率化、仕入れ体制の強化に邁進している。
ドミーは1913年(大正2年)、梶川呉服店として創業し、スーパーマーケットに業態転換。愛知県の西三河、東三河、尾張、知多に36店舗を展開するローカルスーパーマーケットだ。
2018年5月期は、センターの利活用を強化する。
「岡崎加工センター」では、生産量や品目の拡大を図り、商品の競争力をつける。また、「ドミーみよしセンター」を活用して、カテゴリー別納品等により店舗の作業の効率化を進めていく。新設された「ドミーデリカ惣菜センター」は早期に軌道に乗せることで、惣菜部門の商品の高品質化や作業の効率化を図っていくとしている。
上半期決算報告書には大幅減益の理由は記されていないが、競争激化に伴う売上げ狙いのディスカウントと人件費の高騰がその要因であることが推測される。
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