コメリnews|第1Qは939億円の増収増益で営業利益率7.4%と絶好調

(株)コメリ(新潟市、捧雄一郎)の2018年3月期第1四半期決算は、営業収益939億3100万円(対前年同期比2.8%)、営業利益69億7500万円(7.6%)、経常利益69億2000万円(9.3%)、四半期純利益は46億6600万円(12.7%)の増収増益だった。

営業利益率は7.4%(0.3ポイント改善)、経常利益率は7.4% (0.5ポイントの改善)。

商品売上高は909億6700万円(102.8%)で、売上総利益は286億2900万円(103.9%)、売上総利益率は0.4ポイント改善して、31.5%だった。販売費および一般管理費は246億1700万円(102.7%)だったが、販管費率は26.2%と前年同期を維持した。また、商品粗利益の改善とBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)によるオペレーション効率化が進み、利益は前年数値を上回った。

コメリは主に、プロフェッショナルにも対応する大型店「パワー」、中規模レギュラー店舗の「ホームセンター」、小型店舗のホームコンビニエンスストア「ハード&グリーン」を展開している。そのフォーマット別の店数と売上高を見ると、パワーは46店で売上高107.5%、客数108.3%、客単価100.6%。ホームセンターが159店で売上高102.9%、客数102.0%、客単価100.8%。ハード&グリーンは968店で売上高100.9%、客数99.0%、客単価101.0%。

インテリア専門店「アテーナ」が13店あって、総店舗数は1186店。

6月にパワー全店で「価格保証10%」を開始した。これはコメリ価格が他社価格より高い場合、同一型番商品を他社税込み価格より10%割引で販売するという制度で、エブリデーロープライスをさらに推進する取り組みだ。新店は、パワーが宮城県登米市と三重県明和町に、ホームセンターが岩手県陸前高田市と群馬県高崎市にそれぞれ2店舗を設けた。陸前高田店は東日本大震災で流失しており、同市での6年ぶりの営業となった。

日本のホームセンター業界で第1位のDCMホールディングス、第2位のカインズに続いて、第3位のコメリ。第3位だからといって、マーケットフォロワーではないところに、コメリの強さがある。

検索ワード:コメリ 2018年 第1四半期 決算 パワー

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