天満屋ストアnews|営業収益754億円0.1%減・経常利益6.9%増の減収増益
(株)天満屋ストア(岡山県岡山市、野口重明社長)は、2018年2月期連結業績を発表した。
営業収益(売上高+営業収入)は753億6300万円(前年度比0.1%減)、営業利益は25億2400万円(0.7%増)、経常利益は25億0200万円(6.9%増)、純利益は10億1100万円(37.5%増)。減収増益だった。
営業利益率は3.4%、経常利益率は3.3%。
小売事業は、営業収益682億7700万円(0.3%増)、営業利益は21億4900万円(1.7%増)。新たな月例催事の開催やEDLP(低価格戦略)を推進した。2017年4月に玉野店を全面改装、10月に児島店の食品売場をリニューアル、2018年2月には岡北店の直営売場を全館改装した。
また、(株)セブン&アイ・ホールディングスとの業務提携に基づき、電子マネー「nanaco」を全店に導入した。
小売周辺事業の営業収益は、71億3500万円(4.1%減)、営業利益は3億7400万円(4.5%減)。小売周辺事業とは、惣菜など調理食品の製造販売を指す。新たにフランチャイズ事業の飲食店2店舗を開業したが、減収減益となった。
2017年3月1日付で同子会社の(株)でりか菜が、同じく子会社の(株)エッセンを吸収合併し、グループ経営の効率化に取り組んだ。
次期の連結業績は、営業収益760億円(0.8%増)、営業利益26億円(3.0%増)、経常利益25億5000万円(1.9%増)、純利益11億円(8.8%増)を見込む。