セブン&アイnews|9月既存店セブン-イレブン・ヨークベニマル増収

(株)セブン&アイホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が主要企業6社の9月の営業成績を公開した。

(株)セブン-イレブン・ジャパンの既存店売上高は102.4%。客数は91.7%と8月を下回ったが、客単価は111.7%となり、客数の減少を補った。9月はたばこ増税前の駆け込み需要が寄与している。チェーン全体では101.1%となり、今年度初めて前年を上回った。店舗数は2万0930店。

7-Eleven, Inc.の米国内既存店の商品売上高は102.8%。チェーン全体では、商品売上げは105.5%と好調だったが、ガソリン売上げが79.8%となり、総売上高は92.8%と前年を下回った。

(株)イトーヨーカ堂の既存店総売上高(SC計)は89.0%と前年同月を11ポイント下回った。商品売上高は91.8%。客数91.1%、客単価が100.8%。テナント売上げは83.4%。また全店ベースでは商品売上高が86.2%、テナント他が84.5%で総売上高は85.7%。

(株)ヨークベニマルの既存店売上高は102.2%。客数は94.9%、客単価が107.6%と、まとめ買いの傾向が続く。全店ベースでは103.9%。スーパーマーケットは好調を維持している。

(株)そごう・西武の既存店売上高は70.1%、全店ベースはで65.1%。デニーズを運営するセブン&アイ・フードシステムは既存店が77.3%、全店ベースでは78.1%。百貨店や外食はコロナ禍の影響がいまだ続いている。

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