ドンキnews|10月既存店0.4%減/ユニー・UDリテール好調
(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)の国内リテール主要5社の10月度成績は、既存店売上高が前年同月比99.6%だった。既存店数値は(株)ドン・キホーテ、ユニー(株)、(株)長崎屋、UDリテール(株)、(株)ダイシン百貨店の518店舗の売上高。
全578店舗では102.5%。ユニー、UDリテール、ダイシン百貨店は、休日が1日少ないカレンダーの不利を跳ね除け、前年を上回った。
(株)ドン・キホーテは既存店売上高が90.8%。客数91.5%、客単価99.3%。ただし免税売上げの蒸発(押下げ9.6ポイント)要因を除くと、既存店売上高は100.4%と前年を上回っている。全店ベースでは93.1%。昨年は消費増税直後の買い控えが起こり、その反動からプラスとなった。とくに洗剤、インバスなどの消耗品、家電製品、酒類が好調だった。
ユニー(株)の既存店売上高は109.9%、客数は102.2%、客単価は107.7%。引き続き食料品、消耗品など最寄り品を中心にすべてのカテゴリーが好調だ。10月上旬は、平年より気温が低かったことから、衣料品が伸長して貢献した。全店ベースの売上高は97.5%。
11月の新規出店は11月13日に「MEGAドン・キホーテ宮崎橘通店(宮崎県宮崎市)」を予定している。