PPIHnews|12月主要5社の既存店3.3%減/ドンキ11.0%減・ユニー4.2%増

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)の12月度は、国内リテール主要5社528店の既存店売上高が前年同月比96.7%だった。5社の内訳は(株)ドン・キホーテ、ユニー(株)、(株)長崎屋、UDリテール(株)、(株)ダイシン百貨店。

またこれら5社の全582店の12月の売上高は99.9%だった。

(株)ドン・キホーテは既存店売上高が89.0%と前年を11ポイント下回った。客数は90.8%、客単価は98.1%だった。

上旬は、新型コロナウイルス感染症の第3波の不安から、都市部を中心に客数の落ち込みが大きくなり、クリスマス関連商品やパーティグッズ、バラエティ商品の売上げに影響した。

しかし、下旬は、最寄り品を中心に、歳末・正月需要は活況となった。さらに、寒さが厳しくなったことで加湿器や暖房器具などの冬物季節商品が伸長した。

ユニー(株)は、既存店売上高が104.2%と前年を上回った。客数は99.4%、客単価は104.8%。コロナ禍でのクリスマス、歳末・正月と巣ごもりの需要が重なったことで、アナログゲームやカードゲームなどの売上げが伸長した。また、食品では、菓子類、酒類をはじめ、洋菓子、おせち、お餅などが好調だった。

1月は新規出店の予定はない。

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