PPIHnews|4月国内既存店99.1%/ドンキ94.6%/衣料改善のユニー105.3%

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)の国内リテール事業の4月度既存店売上高は、前年同月比99.1%。客数は100.0%、客単価99.1%だった。既存店の対象店舗数は536店舗。

国内リテール事業は(株)ドン・キホーテ、ユニー(株)、(株)長崎屋、UDリテール(株)、(株)ダイシン百貨店の5社の全585店舗を対象としている。全店ベースでの総売上高は101.8%だった。

4月は昨年より外出機会が増えたため、関東以外の地域は客数が改善し、売上げも好調だった。しかし、4月末に三度目の緊急事態宣言が発令され人流が減少した影響で前年に届かなかった。

ドン・キホーテの既存店は売上高94.6%、客数が94.3%、客単価100.3%。コロナ禍のマイナス影響が一巡したことで、化粧品やカラコン、自転車、カバン・バッグなど幅広い商品カテゴリーが回復傾向だった。

ユニーの既存店は売上高105.3%、客数が107.1%、客単価が98.3%。前年苦戦した衣料品が大幅に改善した。とくに、フォーマル、外着、学需(文具、服飾小物を含む)などが大きく伸長した。また住居関連は新生活需要が売上げ増に寄与した。

5月度は、5月18日(火)にアピタ敦賀店(福井県敦賀市)、 5月25日(火)にピアゴ十四山店(愛知県弥富市)の2店舗を新規出店する。

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