セブン&アイnews|7月はイトーヨーカ堂0.3%増・ベニマル2.1%増
(株)セブン&アイホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が主要企業6社の7月の営業成績を公開した。7月は全国的に早い梅雨明けとなり、気温が上昇。飲料やアイスクリーム、冷麺などの季節商材の立ち上がりが早かった。内食需要も堅調だった。一方で、デニーズは苦戦した。
(株)セブン-イレブン・ジャパンの既存店売上高は前年比102.7%。客数が100.5%、客単価は102.2%。全2万1111店の売上高は前年比104.4%。またコロナ感染症拡大の影響から、ワンストップショッピングの傾向が継続していて、客単価は前年上回った。
7-Eleven,Incの米国内既存店の商品売上高は106.5%。チェーン全体では、商品売上げが143.3%、ガソリン売上げは305.9%で総売上高は210.5%。
(株)イトーヨーカ堂は既存店総売上高(SC計)が100.3%、商品売上高は99.3%。客数99.7%、客単価99.6%。テナント売上高は103.0%。全店ベースの総売上高は99.0%。
(株)ヨークベニマルの既存店売上高は102.1%。客数は100.9%、客単価は101.1%。全店ベースの売上高は102.4%と好調を維持した。
(株)そごう・西武は既存店売上高が105.0%、全店ベースでは91.8%。
デニーズを運営するセブン&アイ・フードシステムズは、既存店売上高が88.6%。客数91.6%、客単価96.7%と、コロナ感染下で伸び悩んだ。全店売上高は79.4%。