8月百貨店売上速報|全国的な感染拡大で4社ともに減収/三越伊勢丹92.8%

主要百貨店4社の8月売上高が発表された。既存店売上高は三越伊勢丹百貨店は前年比92.8%、大丸松坂屋百貨店は95.6%、阪急阪神百貨店は91.4%、高島屋は91.9%だった。全国的な新型コロナウイルスの感染急拡大や各地域への緊急事態宣言およびまん延防止等重点措置の適用を受け、8月中旬以降、一部店舗では混雑時の入場制限などの感染拡大防止対策を強化して営業している。

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、細谷敏幸社長)の既存店売上高は前年同月比92.8%。伊勢丹新宿本店の店頭売上げは前年比95.9%、日本橋本店の店頭売上げは98.9%。新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、外出自粛傾向が高まり、客単価は前年を大きく上回るも、客数は伸び悩み、6ケ月ぶりに前年を下回った。

J.フロントリテイリング(株)(東京都中央区、山本良一社長)は、(株)大丸松坂屋百貨店が前年同月比95.6%。博多大丸、高知大丸を含む百貨店事業全体では94.8%。ラグジュアリーブランドの好調は継続したものの、新型コロナウイルスの全国的な感染再拡大の影響により、8月半ば以降入店客数が減少した。

エイチ・ツー・オーリテイング(株)(大阪市北区、荒木直也社長)の(株)阪急阪神百貨店(大阪市北区、山口俊比古社長)は前年比91.4%。阪急本店が前年比86.3%、阪神梅田本店が31.7%だった。両本店における新型コロナウイルスの感染者が多数発生したことにより、食品売場を中心に一定期間自主的に休業した。とくに阪神梅田本店は、19日間におよぶ食品売場の休業に加えて、建て替え工事に伴う売場面積の縮小により、売上高は大幅に前年績を下回った。

(株)高島屋(大阪府大阪市、村田善郎社長)の8月度店頭売上高は、高島屋単体の11店舗で既存店前年比91.9%、国内百貨店子会社3社を加えると前年比90.9%となり、全体では前年比89.5%。各地での緊急事態宣言の発令や、長期間におよぶ悪天候も影響し、前年を下回った。

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