ヤオコーnews|8月既存店1.7%増、全店では6.1%増/客単価・PI値が好調
㈱ヤオコー(埼玉県川越市、川野澄人社長)の8月業績は、既存店売上高が前年同月比101.7%だった。客数は99.7%と、コロナ感染拡大もあって伸び悩んだが、客単価が102.0%、買上点数(PI値)も101.6%と伸び、まとめ買いの傾向が強まった。
PI値は、総買上点数÷総客数×100で算出している。ヤオコーではPI値を客観的な指標として分析することができるとして重視している。
1品単価は100.3%。青果の相場高も影響している。
全店ベースでは106.1%。
今期(2021年4月~2022年3月)は、4月に三浦初声店(神奈川県三浦市)、八千代緑が丘店(千葉県八千代市)、5月に府中フォーリス店(東京都府中市)、7月に川越藤間店(川越市)、ふじみ野大原店(埼玉県ふじみ野市)、天王台店(千葉県我孫子市)の6店舗を新設している。また4月に嵐山バイパス店(埼玉県比企郡)を改装している。
4月から8月までの累計では、既存店売上高が99.2%、全店は103.2%。前年の特需反動から、さすがのヤオコーも今期既存店は前年割れが続いている。