セブン&アイnews|9月はイトーヨーカ堂1.2%減・ベニマル2.1%増

(株)セブン&アイホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が主要企業6社の9月の営業成績を公開した。9月は、北日本や東日本を中心に気温が低く推移した。西日本においては気温が高い一方、一部台風による降雨の影響を受けたことにより、天候影響はマイナスとなった。また、昨年の「GoToトラベル」による行楽需要の反動と緊急事態宣言による行動自粛が影響して昨年を下回った。

(株)セブン-イレブン・ジャパンの既存店売上高は前年比99.8%。客数が95.8%、客単価は104.2%。全2万1109店の売上高は前年比100.3%。またコロナ感染症拡大の影響から、ワンストップショッピングの傾向が継続していて、客単価は4カ月連続で前年を上回った。

7-Eleven,Incの米国内既存店の商品売上高は107.3%。チェーン全体では、商品売上げが142.5%、ガソリン売上げは299.6%で総売上高は209.1%。

(株)イトーヨーカ堂は既存店総売上高(SC計)が98.8%、商品売上高は100.0%。客数98.5%、客単価101.5%。テナント売上高は96.0%。全店ベースの総売上高は97.7%。

(株)ヨークベニマルの既存店売上高は102.1%。客数は99.7%、客単価は102.3%。全店ベースの売上高は102.7%と好調を維持した。

(株)そごう・西武は既存店売上高が94.3%、全店ベースでは91.6%。

デニーズを運営するセブン&アイ・フードシステムズは、既存店売上高が74.3%。客数77.4%、客単価96.1%と、コロナ感染下で伸び悩んだ。全店売上高は66.8%。

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