PPIHnews|4月既存店1.6%増/DS事業2.4%増・GMS事業0.4%減

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)が4月の業績を発表した。

(株)ドン・キホーテ、ユニー(株)、(株)長崎屋、UDリテール(株)の国内リテール事業4社563店舗の既存店売上高は前年同月比101.6%だった。客数が98.5%、客単価が103.2%。全600店の売上高は104.0%。

ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール)の既存店売上高は、前年同月比102.4%。客数は98.7%、客単価103.8%。既存店の対象店舗数は428店舗。全464店舗の売上高は106.3%。

4月は気温上昇に伴って、春・夏の季節商品の売上が拡大した。ディスカウント事業は、すべての法人で前年を上回った。21時以降の夜間帯の売上が戻ってきたことに加えて、都市部や駅前を含む全てのエリアで売上が伸長した。また、PBやmajicaなど2Q以降実施してきた施策や販促が定着してきたことで、客単価がアップした。海外の食材や菓子類、輸入小物、メイクアップ関連などはSNSで話題になることも多く、売上と集客に貢献した。

GMS事業(ユニー)の既存店売上高は、前年同月比99.6%、客数は98.0%、客単価101.6%。既存店の対象店舗数は135店舗。全136店の売上高は98.3%。

GMS事業は、コロナの規制が解除されたことで外食の代替需要が縮小し、食品の売上が落ち込んだ。平日の方が、食品構成比が高いため、より影響を受けた。平日の落ち込みを挽回するため、アピタでは、サンキューデーの特別開催を休日に追加した。ピアゴは、衣料品の10%割引を行うなど生活応援施策を強化したことで、最終的に前年並みの水準で着地した。

5月度は、「キラキラドンキ ダイバーシティ東京 プラザ店(東京都江東区)」1店舗の出店を予定している。

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