PPIHnews|5月既存店0.7%減/DS事業0.2%減・GMS事業1.9%減

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)が5月の業績を発表した。

(株)ドン・キホーテ、ユニー(株)、(株)長崎屋、UDリテール(株)の国内リテール事業4社565店舗の既存店売上高は前年同月比99.3%だった。客数が98.2%、客単価が101.1%。全601店の売上高は101.1%。

ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール)の既存店売上高は、前年同月比99.8%。客数は98.1%、客単価101.7%。既存店の対象店舗数は431店舗。全465店舗の売上高は102.9%。

5月はコロナの規制が解除されたことで、ディスカウント事業、GMS事業ともに、週末、祝日は大型店舗を中心に賑わいを見せた。

ディスカウント事業は、全国的に駅前店舗の数値回復が顕著で、特に、21時以降の夜間帯の売上は、1.5倍程度伸長した。カテゴリー別では、化粧品や消耗品、夏の季節商品などが好調に推移した。食品構成比が高い郊外のMEGA業態では外食代替需要の反動減を受け、食品の売上が落ち込んだが、非食品の売上は伸長した。

GMS事業(ユニー)の既存店売上高は、前年同月比98.1%、客数は98.4%、客単価99.7%。既存店の対象店舗数は134店舗。全136店の売上高は96.8%。

GMS事業は、コロナの感染状況が落ち着いたことで、巣ごもりの需要が縮小したため、生鮮食品、日配品、米類など食品の売上が減少した。一方、非食品は、食品のマイナスをカバーすることができなかったものの、外出機会が拡大したことで、衣料品の売上が回復した。また、学校行事が順調に行われていることで、体操着や水着、運動靴など学校関連の売上が伸長した。

5月度は、「小倉魚町店(福岡県北九州市)」「宗像店(福岡県宗像市)」2店舗の出店を予定している。

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