PPIHnews|7月国内リテールの既存店8.5%増/ディスカウント事業11.0%増

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)が、7月度の月次売上高情報を発表した。

ドン・キホーテ、ユニー、長崎屋、UDリテール、橘百貨店からなる国内リテール事業は、既存店(591店)で売上高が108.5%、客数が100.7%、客単価が107.8%となった。また全617店の売上高は109.8%だった。国内リテールは、季節商品の伸長や外出需要の取り込みによって客数が前年を上回った。

ディスカウント事業は、既存店(460店)で売上高が111.0%、客数が101.9%、客単価が109.0%。また全486店の売上高は113.4%だった。外出需要の高まりから、持ち歩きコスメや日焼け止め、制汗剤、モバイルファンなどが好調に推移した。海開きや花火大会、野外イベントなどの開催が前年より増えていることから、甚平や浴衣などの季節服飾、水着、マリン、花火などが伸長した。旅行や帰省需要でモバイルバッテリーやキャリーバッグ、インスタントカメラが好調だった。

GMS事業は、既存店(131店)の売上高が101.8%、客数が97.8%、客単価が104.1%。全131店の売上高は100.2%だった。食品は、冷やし中華や素麺乾麺、水出し麦茶・緑茶、ドリンク、アイスクリームなどが寄与した。衣料品は吸水速乾のインナーや接触冷感素材のもの、住居関連は、扇風機やサーキュレーター、涼感系の寝具などが伸長した。

 

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