コンビニnews|8月既存店セブン5.0%増、ファミマ8.2%増、ローソン6.6%増
コンビニ大手3社が8月度の営業実績を発表した。既存店売上高はセブン-イレブンが前年同月比105.0%、ファミリーマートが108.2%、ローソンが106.6%と、各社好調だった。
セブン‐イレブン・ジャパンの既存店客数は103.9%、客単価101.1%。チェーン全店売上高は105.5%。店舗数は2万1442店を展開する。
8月度は気温の高い日が多く天候にも恵まれ、夏休みのイベントやお盆の帰省や旅行などによって、 各地で人の動きが活発になった。8月1日(火)~8月14日(月)に実施したフェア「カレーの祭典」をはじめ、7つのエリアで実施した「地域フェア」も奏功し、既存店売上高、客数、客単価は前年を上回った。
ファミリーマートの既存店客数は106.1%、客単価は102.0%。全店売上高は106.6%。エリアフランチャイジーを含む国内総店舗数は1万6524店。
8月度は好調を持続している「生コッペパン」に加え、3年連続で実施している大好評企画「だいたい40%増量作戦」や、人気ゲーム「ウマ娘」とのタイアップキャンペーンなどが、客数と売上高を大きく押し上げた。
また、コロナ禍以降4年ぶりとなる夏まつりや花火大会などのイベントが各地で行われ、新作のフラッペを中心におむすびやサンドイッチなどのワンハンド商品のほか、飲料やアイスの売上げも前年を上回った。
ローソンおよびナチュラルローソンの既存店客数は106.2%、客単価は100.4%。全店売上高は106.7%。国内総店舗数は1万4631店。そのうちナチュラルローソンは131店、ローソンストア100は649店を展開する。
8月度は、米飯はレシートクーポン施策などが奏功し、おにぎりの販売が好調だった。デリカは、パスタサラダが、カウンターファストフードは、新発売の「からあげクンしあわせバター味」やマチカフェの販売が好調だった。
店内調理サービス「まちかど厨房」は、定番の丼タイプの弁当に加え、リニューアルした有名店監修カレーが売上げを牽引した。「無印良品」の焼菓子、化粧品などの販売が好調だった。