PPIHnews|1月既存店5.5%増/ディスカウント事業は9.3%増
(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)が、国内リテール事業の1月度の売上高を発表した。(株)ドン・キホーテ、(株)長崎屋、UDリテール(株)、(株)橘百貨店、ユニー(株)の数値だ。
国内リテール事業の既存店590店の売上高は前年同月比105.5%と前年を超えた。客数100.1%、客単価105.4%。全店売上高は対象620店舗で105.9%。国内リテールは、ディスカウント事業が牽引したことで国内リテールとして前年を上回った。
ディスカウント事業の既存店460店舗の前年同月比は107.9%。客数は101.0%、客単価は106.8%。全店売上高は対象489店舗で109.3%。
GMS事業の既存店数は131店。既存店売上高は99.3%。客数98.1%、客単価101.2%。全店売上高は131店舗で97.3%。
事業別の販売動向ではディスカウント事業は、全てのカテゴリーで前年を上回った。年末からの活況が継続し、新年の余暇や娯楽として、ゲーム機やホビー関連などが伸長した。また中旬以降は、日常使いするカテゴリーが売上を支え、洗剤や台所用品、ペット用品などが伸長した。
GMS事業は、新年向けの福袋やおせちなど食材の買い足し需要に加えて、寿司、フルーツなどが伸長した。また今月は寒波や降雪・積雪など寒さが増した事で、機能性や保温性が高い防寒着やインナー、手袋、マフラーなどが伸長した。