PPIHnews|2月既存店9.3%増/ディスカウント事業は11.0%増
(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)が、国内リテール事業の2月度の売上高を発表した。(株)ドン・キホーテ、(株)長崎屋、UDリテール(株)、(株)橘百貨店、ユニー(株)の数値だ。
国内リテール事業の既存店592店の売上高は前年同月比109.3%と前年を超えた。客数103.1%、客単価106.1%。全店売上高は対象619店舗で110.0%。国内リテールは、うるう日による営業日1日増と休日1日増により、売上げと客数が大きく増加した。また、全てのカテゴリーにおいて前年を上回った。 2月は、しばしば季節を先取りした陽気となったことで、外出需要を捉えてコスメやスキンケア(化粧水、保湿クリーム)などが好調だった。
ディスカウント事業の既存店462店舗の前年同月比は111.0%。客数は103.3%、客単価は108.1%。全店売上高は対象488店舗で112.7%。ディスカウント事業は、2月は、おもしろTシャツやコラボジャンバー、アニメ・漫画の限定商品などアミューズメント性が高いバラエティ商品やコラボ商品が伸長したことで、 ファッションやレジャーが好調に推移した。
GMS事業の既存店数は130店。既存店売上高は104.6%。客数98.1%、客単価102.5%。全店売上高は131店舗で102.6%。GMS事業は、上旬の厳しい冷え込みや大雪が追い風となり衣料品、季節家電の売上げが伸長した。また、入学シーズンを直前に控えて学生服、靴、文具などが伸長した。 食品は、日配品と生鮮食品が売上げを牽引した。特に、2月は果物が貢献した。