PPIHnews|5月既存店5.7%増/ディスカウント事業8.0%増
(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)が、5月度の月次売上高を発表した。国内リテール事業は(株)ドン・キホーテ、(株)長崎屋、UDリテール(株)、(株)橘百貨店、ユニー(株)5社の数値だ。
国内リテール事業の既存店594店の売上高は、前年同月比105.7%と前年クリア。客数は100.4%、客単価105.2%。また全628店の売上高は107.4%。国内リテールは、アウトドアやレジャーなど行楽関連が好調だったため、ディスカウント事業が売上と客数を牽引した。
ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店)の既存店463店舗は、売上高108.0%、客数100.8%、客単価107.1%。全497店の売上高は110.2%。ディスカウント事業は全ての商品カテゴリーが前年の売上げを上回った。majica会員にむけた施策強化により、食品や日用消耗品などが伸長し、特に台所用品や調理用品、清掃用品などの押し上げに繋がっている。
GMS事業(ユニー)の既存店131店は、売上高99.3%、客数99.4%、客単価99.9%。全店売上高は131店舗で99.3%。GMS事業は、若者むけのカジュアル衣料品が前年を上回ったものの、紳士・婦人むけのインナーやアウターが伸びず前年割れ。前年は学校行事再開で、スクール関連の売り上げが伸びたので、本年はその反動減となっている。