PPIHnews|6月既存店10.5%増/ディスカウント事業12.5%増・GMS5%増

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)が、2024年6月度の月次売上高を発表した。国内リテール事業は(株)ドン・キホーテ、(株)長崎屋、UDリテール(株)、(株)橘百貨店、ユニー(株)5社の数値だ。

国内リテール事業の既存店596店の売上高は、前年同月比110.5%で2桁伸長となった。客数は103.5%、客単価106.7%。また全632店の売上高は112.5%。国内リテールは、年間売上2兆円突破を記念して、6月の後半に「マジ超感謝祭」を開催した。majicaアプリ会員向けのPB販促強化などの企画が奏功し、幅広いカテゴリーで売上げと客数を押し上げた。

ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店)の既存店466店舗は、売上高112.5%、客数103.7%、客単価108.5%。全501店の売上高は115.2%。ディスカウント事業は全てのエリアが好調に推移し、とりわけ地方のロードサイド店の売上が伸長した。商品面では、季節商品の需要が増加し、扇風機やモバイルファンが良く売れた。また、アウトドア用品やカー用品、マリンなどレジャー用品も前年を超えている。

GMS事業(ユニー)の既存店130店は、売上高105.0%、客数103.2%、客単価101.8%。全店売上高は131店舗で104.9%。GMS事業は、紳士・婦人向けの夏用のブルゾンやカットソーなどの需要が高まり、売上げが戻ってきた。さらに好調な若者向けのデニムやスポーツウェアが大きく伸長し、前年を上回った。また、日用消耗品や雑貨品、食品は、価格戦略の取り組みが定着しつつあることから、売上げが伸長した。

関連カテゴリー

月次 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧