ドラッグストアnews|7月既存店9社プラス/マツキヨ・コスモス前年割れ

主要ドラッグストア11社の7月の月次売上高が発表されている。

既存店売上高ではアイングループの調剤事業が11.7%増、コスメ&ドラッグ事業が20.7%増と大きく伸長している。そしてクスリのアオキが6.9%増、スギ薬局が4.6%増、薬王堂2.6%増、クリエイトSD1.5%増、カワチ薬品1.2%増、ツルハ1.1%増、ウエルシア0.3%増、サンドラッグ0.0%。一方、マイナスだったのはコスモス薬品の2.1%減とマツキヨココカラの0.1%減。

ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、桐澤英明社長)の月次売上高は既存店前年比0.3%増で、うち物販が2.4%減、調剤が2桁伸長の11.5%増だった。客数は1.0%減、客単価が1.3%増。全店では売上高2.5%増。

傘下企業10社では6社がプラス、4社がマイナス。ウエルシア薬局0.9%増、シミズ薬品1.0%増、よどや3.5%増、コクミン6.0%増、フレンチ8.6%増、ふく薬品5.2%増。一方、丸大サクラヰ薬局4.8%減、MASAYA15.8%減、クスリのマルエ2.5%減、ププレひまわり12.3%減となった。

(株)ツルハホールディングス(北海道札幌市、鶴羽順社長)の7月度(6月16日~7月15日)の既存店売上高は1.1%増、全店売上高は4.2%増。また既存店客数は1.0%減、客単価が2.1%増だった。10店出店、8店閉店したことにより、店舗数は2639店となった。

(株)マツキヨココカラ&カンパニー(東京都文京区、松本清雄社長)の既存店売上高は0.1%減、客数が2.8%減、客単価が2.7%増。FCの売上高が13.2%増と好調。また全店べ―スでは、売上高2.4%増だった。6店出店、2店閉店したため、7月末のグループ店舗数は3488店となった。

(株)コスモス薬品(福岡県福岡市、横山英昭社長)の既存店売上高は2.1%減、全店では5.0%増だった。7月は11店出店、1店閉店し、店舗数は1511店となった。

(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)の7月のグループ合計売上高は既存店で0.0%の横ばい、全店では4.9%増加した。事業別では、ドラッグストア事業が既存店0.8%減、全店では3.1%増。またディスカウントストア事業が既存店1.0%増、全店7.2%増だった。7月は2店出店し、総店舗数は1481店。

スギホールディングス(株)(愛知県大府市、杉浦克典社長)のグループ合計は既存店売上高4.6%増、客数0.3%増、客単価4.3%増。全店では10.8%増だった。またスギ薬局単体では、既存店売上高が5.0%増、客数0.6%増、客単価4.4%増。全店では11.7%増だった。7月の新規出店は14店舗、閉店は10店。結果、7月末のグループ総拠点数は1764店舗となった。

(株)クリエイトSDホールディングス(神奈川県横浜市、廣瀬泰三社長)の既存店売上高は1.5%増、全店では7.4%増だった。7月は4店舗の新規出店があった。

(株)クスリのアオキホールディングス(石川県白山市、青木宏憲社長)の7月度(6月21日~7月20日)の既存店売上高は6.9%増、客数は3.5%増、客単価は3.3%増。全店では10.2%増だった。期間中の出退店はなく、7月20日時点で計954店舗。

(株)アインホールディングス(北海道札幌市、大谷喜一社長)の月次売上高は事業別に発表されている。調剤薬局の売上高が11.7%増、処方箋枚数が7.0%増、処方箋単価が4.4%増。またコスメ&ドラッグの売上高は20.7%増、客数が12.6%増、客単価が7.1%増と好調だ。

(株)カワチ薬品(栃木県小山市、河内伸二社長)の7月既存店売上高は1.2%増、全店は1.8%増だった。店舗数はカワチ薬品が340店、横浜ファーマシーが37店のグループ合計377店舗。そのうち調剤併設店舗は153店舗。

(株)薬王堂ホールディングス(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)の既存店売上高は2.6%増、客数は2.0%増、客単価は2.3%増。全店では、売上高4.3%増だった。7月は新規出店1店で、月末の店舗数は390店舗となた。

関連カテゴリー

月次 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧