神戸物産news|8月売上高438億円8.9%増・営業利益0.6%増、店舗数1074

業務スーパーを運営する(株)神戸物産(兵庫県加古川市、沼田博和社長)が8月の単体業績を発表した。

売上高は438億7900万円で前年同期比108.9%。売上総利益は39億9200万円で103.1%、営業利益は23億3300万円で100.6%、そして経常損失は48億8700万円(前年同期は21億7000万円の経常黒字)だった。

経常利益については、一時円安に進んでいた流れの中で取り組んだ為替予約において、8月末にかけて円高に振れたため営業外でそれらの時価評価損を計上している。一方で、円高が進んだ場合は輸入商品の仕入れに大きなコストメリットがあり、営業利益の押し上げが期待できると見ている。

商品出荷実績は、直轄エリア既存店への商品出荷実績は前年同期比105.4%、直轄エリア全店への商品出荷実績は109.5%、全国全店への商品出荷実績は109.2%と、好調。

商品動向としては、冷凍野菜や冷凍果物が引き続き売上げに貢献した。また8月は台風や地震が発生したことから、自然災害への備えとなるような商品群も動いた。さらに月間特売の対象商品が好評だった。

店舗数は3店舗の新規出店があり、1074店舗となった。8月1日には大阪府柏原市に「柏原片山店」、8月8日に北海道旭川市の「旭川永山店」と北海道札幌市の「平岡店」の2店舗をオープンしている。前年同期比で39店舗の増加。

関連カテゴリー

月次 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧