神戸物産news|9月売上高427億円4.7%増・営業利益0.8%減

業務スーパーを運営する(株)神戸物産(兵庫県加古川市、沼田博和社長)が9月の単体業績を発表した。

売上高は427億5900万円で前年同期比104.7%。売上総利益は38億6700万円で99.8%、営業利益は21億7100万円で99.2%と微減。そして経常利益は7億1300万円で32.0%の大幅マイナスだった。

経常利益については、一時円安に進んでいた流れの中で取り組んだ為替予約において、9月末にかけて円高に振れたため営業外でそれらの時価評価損を計上している。一方で、円高が進んだ場合は輸入商品の仕入れに大きなコストメリットがあり、営業利益の押し上げが期待できると見ている。

商品出荷実績については、直轄エリア既存店への商品出荷実績は101.1%、直轄エリア全店への商品出荷実績は105.1%、全国全店への商品出荷実績は104.4%と、好調に推移している。

商品動向については、引き続き利便性の高い冷凍野菜のほか、セール対象商品が売上げに貢献した。

9月度は4店舗を新規出店し、総店舗数は1077店舗となった。前年同月より39店舗、増加している。9月13日に「芹が谷店(神奈川県横浜市港南区)」をリニューアルオープン。19日には「田口店(大阪府枚方市)」と「籠原店(埼玉県熊谷市)」、26日には「岡本店(栃木県宇都宮市)」と「吉備津店(岡山県岡山市北区)」をオープンした。

関連カテゴリー

月次 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧