ドラッグストアnews|3月既存店/主要11社中9社伸び、コスモス7カ月連続減

主要ドラッグストア9社が2025年3月の月次売上高を発表した。

ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、桐澤英明社長)の3月の月次売上高は既存店前年比4.6%増。うち物販は3.8%増、調剤が7.3%増だった。客数は2.5%増、客単価が2.1%増。全店では売上高10.3%増。

グループ10社のうち、8社が既存店プラス。フレンチが10.5%増、ププレひまわりが5.6%増、ウエルシア薬局が4.9%増、シミズ薬品が4.9%増、よどやが4.5%増、ふく薬品が2.4%増、クスリのマルエが1.5%増、コクミンが1.2%増、丸大サクラヰ薬局が0.1%減、MASAYAが1.3%減。

(株)ツルハホールディングス(北海道札幌市、鶴羽順社長)の3月の既存店売上高は3.4%増、客数は0.2%増、客単価は3.2%増だった。全店ベースでは売上高が5.1%増、客数1.6%増、客単価3.5%増となった。3月中には10店出店、5店閉店。店舗数は2663店。

(株)マツキヨココカラ&カンパニー(東京都文京区、松本清雄社長)の3月の既存店売上高は3.1%増。客数が1.4%増、客単価が1.6%増。FCの売上高は0.7%減。全店べ―スでは、売上高4.2%増だった。マツモトキヨシグループは既存店4.2%増、ココカラファイングループは1.3%増だった。出店16店、閉店4店、グループ店舗数は3499店となった。

(株)コスモス薬品(福岡県福岡市、横山英昭社長)の3月の既存店売上高は1.7%減。2024年9月以降、7カ月連続のマイナスとなった。全店では4.5%増。3月の閉店はなく、13店を新規出店したため、月末の店舗数は1583店となった。

(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)の3月のグループ合計売上高は、既存店で3.7%増加、全店では7.8%増加した。事業別では、ドラッグストア事業が既存店0.8%増。全店では4.0%増。またディスカウントストア事業が既存店7.5%増、全店12.8%増だった。3月は36店出店、4店閉店したため、総店舗数は1542店となった。

スギホールディングス(株)(愛知県大府市、杉浦克典社長)の3月のグループ合計は既存店売上高6.6%増、客数1.3%増、客単価5.2%増。また全店では、売上高19.6%増、客数7.2%増、客単価11.5%増だった。スギ薬局単体では、既存店売上高が6.6%増、客数1.4%増、客単価5.1%増。全店売上高は10.9%増だった。3月度の新規出店は7店、閉店は8店舗。M&Aによる9店舗取得。月末のグループ総拠点数は2194拠点となった。

(株)クリエイトSDホールディングス(神奈川県横浜市、廣瀬泰三社長)の既存店売上高3.9%増、全店では8.5%増だった。3月は4店舗を出店した。

(株)クスリのアオキホールディングス(石川県白山市、青木宏憲社長)の3月度(2月21日~3月20日)の既存店売上高は3.7%増、客数は0.5%増、客単価は3.2%増。全店売上高は11.2%増だった。3月度は出店7店、退店はなし。店舗数は995店舗。

(株)アインホールディングス(北海道札幌市、大谷喜一社長)の調剤薬局部門の売上高は7.5%増、処方箋枚数が5.4%増、処方箋単価が2.0%増加した。またコスメ&ドラッグ部門の売上高は12.9%増、客数が11.7%増、客単価が1.0%増だった。

(株)カワチ薬品(栃木県小山市、河内伸二社長)の3月の既存店売上高は0.1%減、全店では増減なし。3月中の出退店はなく、店舗数はカワチ薬品が343店、横浜ファーマシーが37店で、グループ合計は380店舗。そのうち調剤併設店舗は156店舗。

(株)薬王堂ホールディングス(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)の3月の既存店売上高は6.5%増、客数3.6%増、客単価2.8%増。全店売上高は9.1%増だった。3月は1店出店、退店はなし。店舗数は404店舗となった。

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