PPIHnews|5月既存店7.7%増、ディスカウント8.8%増・UNY4.4%増
(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)が2025年5月度の売上高を発表した。
国内リテール事業は、(株)ドン・キホーテ、(株)長崎屋、UDリテール(株)、(株)橘百貨店、ユニー(株)5社で構成される。大きくディスカウント事業とユニー事業に分かれる。
国内リテール事業は、ディスカウント事業とユニー事業ともに既存店売上高と客数が前年を上回った。既存店売上高は7.7%増、客数2.6%増、客単価は5.0%増。全店(642店舗)の売上高は108.8%。
大型連休以降も外出需要が継続し、衣料品や化粧品が好調に推移した。また、食品や日用消耗品が売上に貢献している。
事業別で見る。
ディスカウント事業は、既存店売上高8.8%増。客数が2.8%増、客単価が5.8%増。全512店舗では売上高10.7%増。
人気ゲームやアニメなどとコラボした限定のキャラクターグッズや Tシャツ、ぬいぐるみが貢献した。また、UV対策や肌ケアの需要を捉え、日焼け止めや美容液などが伸長している。
UNY事業は、既存店売上高は4.4%増。客数2.1%増、客単価2.3%増。全130店舗の売上高は2.9%増。
UNY事業は、インナーやアウターの伸長に加えて、カバンやバッグなどが売上に貢献し、衣料品は前年を上回った。また、品揃えを強化している非食品は、調理家電や台所用品が貢献し、さらにペット用品や寝具なども伸長した。