家電チェーンnews|6月売上高は前月絶好調のエアコンが一転して不振で苦戦

主要家電チェーン5社の2026年6月の月次売上高をまとめる。

(株)ヤマダホールディングス(群馬県高崎市、山田昇会長兼CEO)の6月売上高は、デンキセグメントが前年同月比94.2%、住建セグメントが128.5%、金融セグメントが106.0%、環境セグメントが105.6%だった。

6月度は、前年と比べ日曜日が1日少ない暦の影響があり、売上高に対して約2.0%の減少影響が生じた。家具・インテリア・リフォーム・玩具などの非家電分野は堅調に推移、前期を上回る結果となった。一方、今期を牽引してきたエアコンは、前年同期の早期梅雨明け・猛暑の反動に加え、当月は台風の相次ぐ接近などの天候不順により気温の上昇が鈍く売上が前年を大きく下回った。その結果、全体実績を一時的に押し下げた。

売場面積は新店オープン・S&B等により着実に伸長、4-6月累計実績出店数は4(前期7)、売場面積増減 +5,423㎡(前期 +38,341㎡)だった。

前期からの店舗開発・改革の推進に伴うLABI仙台・LABI名古屋等の大型店を含む退店の影響により、6月度は売上高に対して約1.2%程度の減少影響が生じた。

2025年6月~2026年5月末までのヤマダデンキの退店数は40店舗。

前年同月は「LIFE SELECT横浜本店」「同足立竹の塚店」の新店オープンが重なり大きく売上を伸ばしていたこともあり、当月は約2.5%程度の減収影響が生じている。

(株)ビックカメラ(東京都豊島区、秋保徹社長)の6月売上高(全店前年比)は、ビックカメラ+(株)コジマの全店売上高が92.5%。ビックカメラ単体の全店売上高は97.0%だった。

ビックカメラの音響映像商品は110.1%で、カメラ、テレビ、音響アクセサリーが堅調だった。家庭電化商品は90.5%で、理美容家電が好調、調理家電が堅調の一方、洗濯機がやや低調、冷蔵庫、エアコンが低調。特にエアコンは、天候不順の影響に加え、前年が販売のピークであった反動があり、前年実績を大幅に下回った。情報通信機器商品は111.3%で、パソコン本体やスマートフォンが好調、パソコン周辺機器は堅調だった。その他87.6%で、時計、玩具や酒類が好調、医薬品や寝具が堅調の一方、スポーツ用品がやや低調。ゲームは、前年の新型ゲーム機発売による特需の反動から、前年実績を大幅に下回った。

(株)エディオン(大阪府大阪市、久保允誉会長CEO)の6月売上高(全店前年比)は92.1%。直営店の売上高は90.9%だった。

主要商品別では、テレビが102.9%、エアコンが88.6%、冷蔵庫が86.2%、洗濯機が94.0%、パソコンが76.29%、リフォームのELS事業が101.2%だった。

なお5月は2店舗出店、2店舗閉店で、月末店舗数は前月と同じ1179店。

(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、吉原祐二社長)の6月のグループ売上高(前年比)は90.3%。

主な品種別売上高で前年より伸びたのは理美容系・健康器具107.8%、テレビ103.4%、調理家電101.9%のみ。

前年を大きく割り込んだのは、エアコンの71.9%、以下、冷蔵庫83.4%、パソコン・情報機器92.9%、クリーナー93.7%、洗濯機96.2%となっている。

6月は2店出店、2店退店で月末店舗数は前月と同じ556店。

上新電機(株)(大阪市浪速区、高橋徹也社長)の6月のグループ売上高前年比は88.1%。

主要な品種別売上高前年比は、テレビが106.1%、携帯電話が123.1%、エアコンが74.7%、冷蔵庫が92.5%、洗濯機・クリーナーが99.6%。パソコンが80.3%だった。

6月は2店の出店、退店なしで店舗数は222店となった。

関連カテゴリー

月次 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧