ハローズnews|社員にコロナ感染症対策支援金を支給、正社員は1万円
(株)ハローズ(広島県福山市、佐藤利行社長)は、社員に対し新型コロナウイルス感染症対策支援金を支給する。
理由は、従業員及びその家族に対する、衛生用品及び生活必需品等の購入のための支援として、もう一つの理由は緊急時における、食料品等の生活必需品の販売業務を継続することに対する慰労金としてだ。
対象者は全従業員で、支給額は正社員と嘱託社員が1万円、タイム社員が6000円、アルバイト が3000円。実施期間は2020年4月(支給は5月)とする。
新型コロナによって日常必需品を扱うスーパーマーケットは多忙になっている。店頭の業務には感染リスクもある。そうした環境のなかで、働く社員に対して小売業が慰労金を支払う動きが出ている。
アメリカでは、いち早くウォルマートがフルタイム社員に300ドル、パートタイム社員に150ドルの特別ボーナスを支給している。ターゲットでは、時給社員の時給を2ドル引き上げた。また特別ボーナスとして1人当たり250ドルから最大1500ドルを時給社員に支払う。
日本でもハローズ同様、一時感謝金や期間限定の時給アップ、また自社の商品券配布などを行う企業が出てきている。