百貨店news|緊急事態宣言下の施設で食品・化粧品など時短で営業継続

百貨店各社は大阪府、京都府、兵庫県、東京都に発出された緊急事態宣言を受け、基本的に、食品売場などの生活必需品を扱う売場を除き、休業する。床面積が1000㎡以上の店舗が対象にした休業要請を受けた措置だが、客足が戻りつつあった百貨店にとって、ゴールデンウィーク期間中の休業は、大打撃になる。

(株)三越伊勢丹(東京都新宿区、細谷敏幸社長)は東京都内の伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店・三越銀座店・伊勢丹立川店の4店舗の食品・化粧品(一部除外あり)・その他一部サービス関連を取り扱う売場を営業時間短縮、それ以外の売場を休業とする。

(株)阪急阪神百貨店(大阪市北区、山口俊比古社長)は緊急事態宣言期間中、大阪府、京都府、兵庫県、東京都の13施設では、基本的に食料品売場を時短営業し、それ以外は休業する。また阪急うめだ本店、神戸阪急、阪神梅田本店の3施設については土・日・祝日は食品売場を含めて全館休業する。阪急メンズ大阪三田阪急の2施設は期間中、全館休業する。

(株)大丸松坂屋百貨店(東京都江東区、澤田太郎社長)は4月25日(日)から当面の期間、大丸心斎橋店、梅田店、東京店、京都店、神戸店、須磨店、芦屋店、松坂屋上野店、高槻店では食料品・化粧品・婦人洋品(婦人靴、アクセサリー等除く)売場は時短営業し、これらの売場を除いて休業する。

(株)高島屋も食料品および一部生活必需品を除き、臨時休業する。営業時間も短縮する。対象施設は日本橋髙島屋S.C.、タカシマヤタイムズスクエア(新宿)、玉川髙島屋S・C、立川髙島屋S.C.、堺店、泉北店、エキ・タカ泉ケ丘、京都店、洛西店。

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