三越伊勢丹news｜2/15からLoop Japanの容器再利用プロジェクトに参画

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)は、Loop Japan合同会社(神奈川県横浜市、アジア太平洋リージョナルマネジャー：エリック・カワバタ、以下「ループ・ジャパン｣)が進めている「Takeout Bento Project」に参画する。

2月15日(月)～28日(日)の期間、日本橋三越本店本館地下1階食品フロアで、リユース容器を使った惣菜の販売を実施する。大量に排出される使い捨てプラスチック容器を削減するため、リユース容器を活用したビジネスモデルのトライアルに取り組む。実施するショップは「桂林プレミアム(中華料理)｣、サルメリア ガリバルディ(洋惣菜)｣。

｢Takeout Bento Project」は、ループ・ジャパンがLoopのパイロットプロジェクトとして2020年12月から一部実施している容器再利用プログラム。使い捨てプラスチックを削減するため、リユース可能な容器を使って惣菜を販売し、空いた容器を回収・洗浄したのち再利用する。

具体的な仕組みは以下の通り。リユース可能な容器での惣菜購入を希望する顧客は、まずデポジット代として330円を支払う。後日、店舗に空き容器を返却すると、デポジット代分の優待券がもらえる。ループ・ジャパンは、返却された容器を回収・洗浄したのち店舗へ配送する。

このプロジェクトは、すでに都内の丸の内エリアや六本木エリアの特定オフィスの社員限定で実施されているが、小売店の一般消費者向けの販売は今回が初となる。

｢Takeout Bento Project」は「持続可能な資源利用」を進めている東京都から「プラスチックの持続可能な利用に向けた新たなビジネスモデル」に選定されてており、都から補助金を受けて実施される。