イオンモールnews|CDP「サプライヤー・エンゲージメント」で初の最高評価

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イオンモール(株)(千葉市美浜区、岩村康次社長)は、国際的な環境調査と情報開示を行う非営利団体CDPによる「サプライヤー・エンゲージメント評価」の分野において、初めて最高評価である「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー・ボード」に認定された。サプライチェーンを通した気候変動対策に取り組み、温室効果ガス排出量の削減活動を実施していることが評価された。

また昨年12月、気候変動への戦略および対応が評価されて、前回取得した「B」スコアより1段階高い「A−」の評価を取得した。

「ガバナンス・目標・スコープ3管理・サプライヤーとの協働」の4つの分野で評価され、サプライチェーン全体での気候変動への取り組みに優れた企業が選定される。2020年度は、評価対象となった世界の企業約5800社のうち、約400社が最高評価の「リーダー・ボード」に選出されている。これは7%の企業に過ぎず、そのうち日本企業は80社が選ばれている。

イオンモールでは、国内外88モール(国内71モール、海外17モール)に太陽光発電設備を導入していて、一部のモールでは停電時にも電力を活用できるシステムを採用している。イオンモールセンソックシティ(カンボジア)では、1メガワット級の太陽光発電設備と高効率チラー(冷却水循環装置)を屋上に設置し、年間約1560トンの大幅なCO2削減を実現している。また、藤井寺ショッピングセンター(大阪府)では、発電された電力を需要家が購入するPPAモデルを導入。一般家庭約30世帯の年間使用量相当の電力を発電し、施設内の電力の一部として活用するなど、脱炭素社会への取り組みを進めている。

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