高島屋news|環境配慮の循環型商品販売・回収「Depart de Loop」スタート

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(株)高島屋(大阪府大阪市、村田善郎社長)はサステナブルな循環型社会の実現を目指した取り組みとして、 (デパート デ ループ)」をスタートさせる。

その一環として、BRINGTM(ブリング)とパートナーシップを組み、循環型のものづくりを開始する。 再生繊維(再生ポリエステル)を使った服を販売し、使用後に回収する。 回収した服は繊維原料に再資源化して、何度も新しい服として生まれ変わらせる。

BRINGTM (ブリング)は日本環境設計(株)が運営するブランドで、衣類リサイクルに取り組む。回収した衣類や繊維製品のポリエステル繊維を、独自の技術によって再生ポリエステル原料に変えて新しい服に再生している。

環境に配慮した循環型商品「再生し続ける服。」 として、旬のクリエイターズブランドとコラボレートしたサステナブルなTシャツをはじめ、紳士服、婦人服、こども服、リビング用品など約60アイテムを高島屋各店とWEBで6月2日(水)から販売する。

これらの商品が不要になった際は、購入した高島屋の店舗で回収してくれる。「販売」「回収」「再生」を繰り返す循環型商品として、商品にはオリジナルの縫込みタグを印としてつける。

商品ラインナップは以下の通り。
•「クリエイターズコラボレートTシャツ」(4月28日から先行販売)
旬なファッションクリエイターによる、「ファッションで考えるサステナブルな未来」をテーマとしたTシャツ。再生ポリエステル糸「BRING MaterialTM (ブリングマテリアル)」を100%使用している。

BRING MaterialTMは、BRINGのサプライチェーンでつくられた原料・糸・生地・最終製品を素材として使用する場合に表示される商標である。アパレル製品をつくるときに発生する残反や残糸、お客から提供された古着などを原料にして再生した、サステナブルなポリエステルのことだ。

コラボレートするブランドは「muller of yoshiokubo」 (レディス・キッズ)、「yoshiokubo」 (メンズ・キッズ)、「UJOH」 (メンズ・レディス・キッズ)、「COOHEM」 (メンズ・レディス)、「08sircus」 (メンズ・レディス)、「BAUM UND PFERDGARTEN」 (レディス)、「RELDI」 (レディス)、「TAAKK00」 (メンズ)。

•婦人服
「デニムスタイルラボ」のプルオーバー(1万2100円)、「スーツクローゼット」のジャケット(3万5200円)、「ドレスアップクローゼット」のドレス(5万8300円)など。

メンズ/リビング用品は「マウリツィオ バルダサーリ」のジャケット (6万4900円)、パンツ(3万1900円)、長袖カットソー (1万6500円)、「サロン ル シック セレクト メンズ」のシャツ(2万6400円)とショートパンツ(3万0800円)、D-STUDIO(リビング用品)の男女兼用エプロンン (7700円)など。

6月2日(水)~6月15日(火)の期間、新宿店と大阪店では「ファッションで考えるサステナブルな未来」をテーマとして「POP UPSHOP」と「衣料品回収キャンペーン」を開催する。

「衣料品回収キャンペーン」の回収対象は不要になった衣料品。素材、ブランド、高島屋での購入品かどうかは問わない。

回収した衣料品は、パートナーシップを組むBRINGTM (ブリング)のリサイクルシステムを活用し、役目を終えた衣料品を地球の資源にリサイクルする。ポリエステルはもう一度ポリエステル製品(樹脂、糸、生地、服)に生まれ変わり、まだ着られる服、使用できる服は、寄付やリユースに回す。ポリエステル以外の原料も可能な限り、資源にまで再生する。

衣料品回収に協力すると、Depart de Loop(デパート デ ループ)の商品に使用できる500円クーポンがもらえる。

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