ファミマnews|パスタ容器を再生可能資源由来のバイオPP容器へ変更

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(株)ファミリーマート(東京都港区、細見研介社長)は、「ファミマecoビジョン2050」の一環として、6月8日(火)から「大盛 明太子スパゲティ」など、パスタの一部容器をバイオポリプロピレン(バイオPP)を使用した容器に変更する。関東地域から順次導入を開始し、全国展開していく。伊藤忠商事(株)(東京都港区、石井敬太社長)との協業である。

バイオPP容器に変更する商品は「大盛 明太子スパゲティ」450円(税込み、以下同)、「大盛 デミとトマトの旨み!ミートソース」(480円)、「オニ盛!ペペロンチーノ」(598円)、「オニ盛!スパイシーナポリタン」(598円)の4品。

バイオPPは、原料として植物などの再生可能な有機資源を使用するポリプロピレンの略称。農作や食品業界での廃棄物や残留物、廃食用油など再生可能な原料を利用するマスバランスアプローチを採用した。

マスバランスアプローチは、原料から製品への加工・流通工程で、ある特性を持った原料(例:バイオマス由来原料)がそうでない原料(例:石油由来原料)と混合される場合に、その特性をもった原料の投入量に応じて製品の一部に対して、その特性の割り当てを行う手法を指す。

マスバランスアプローチは第三者独立機関の認証を取得し、原料から製品までのトレーサビリティを確保している。マスバランスアプローチによるバイオPP容器を使用した商品は、日本では初の取り組み。

ファミリーマートは、2020年2月に「ファミマecoビジョン2050」を策定し、持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年および2050年に向けた中長期目標として、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」「プラスチック対策」「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき数値目標を設定している。

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