アスクルnews|エコマーク事務局と商品情報のJANコードデータ連携を開始

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アスクル(株)(東京都江東区、吉岡晃社長)は8月から、事業所向け(BtoB)サービス「ASKUL」と「ソロエルアリーナ」のWebサイトやカタログにおいて、公益財団法人日本環境協会(「エコマーク事務局」)とエコマーク商品情報に関するJANコードデータの連携を開始した。

アスクルは、メーカーなどの納入業者(「サプライヤー」)からの情報を基に Webサイトやカタログで商品情報を掲載している。提供された情報に不足がある場合は、エコマーク情報を非表示のまま商品を販売せざるを得ないこともあり、正確な情報を提供できないことが課題だった。

近年、グリーン商品購入の意向が高まり、環境配慮型商品を含む取扱商品の拡大が進むなか、エコマーク情報の精度向上を目指すため、2019年からエコマーク事務局とJANコードデータ連携の可能性について協議を重ねてきた。

エコマーク事務局も、エコマーク商品の普及と認知度向上のためには、拡大し続ける通信販売市場に積極的に働きかける必要があったことから、両者のニーズが一致し、検討・準備期間を経て、今回のデータ連携が実現した。今後は、アスクルとエコマーク事務局のデータ連携をきっかけに、他企業のECサイトにおいても順次エコマーク商品のJANコードデータ連携が拡大される見込みだ。

アスクルでは、エコマーク事務局から提供を受けたエコマーク登録情報を自社の商品データベースに登録されている商品とJANコードデータで突き合わせて、サプライヤの商品のエコマーク情報を順次確認していく。確認ができた商品にはWebサイトとカタログにエコマーク情報を掲載する。

公益財団法人日本環境協会が実施するエコマーク事業は、国際標準化機構の規格 ISO14020(環境ラベルおよび宣言・一般原則)および ISO14024(環境ラベルおよび宣言・タイプⅠ環境ラベル表示・原則および手続き)に則って運営されている。この制度は「自主的で多様な基準に基づいた、第三者の機関によってラベルの使用が認められる制度」とされている。エコマークは日本で唯一のタイプI 環境ラベル。

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