H2Onews|「のせでんアートライン2021」の「Tsugu」プロジェクトに参画
エイチ・ツー・オーリテイリング(株)(大阪市北区、荒木直也社長:H2O)は、サステナビリティ(持続可能性)推進の一環として、兵庫県川西市・猪名川町、大阪府豊能町・能勢町で開催される「のせでんアートラン2021 」において、行政や地域団体と連携した ”社会実験プロジェクト(「Tsugu」プロジェクト)” に参画する。
「Tsugu」プロジェクトとは、グループ傘下の(株)阪急阪神百貨店(大阪市北区、山口 俊比古社長)が、店舗で使用しなくなった什器を「のせでんアートライン妙見の森実行委員会」へ無償提供し、地域に密着して事業を展開している人、もしくはこれから事業を展開しようとしている人に活用してもらうというもの。この什器はオークションの形で販売する。
このプロジェクトによる売上げについては、「 のせでんアートライン」への協賛金として、次年度以降、地域活性化のための活動資金に役立ててもらう考えだ。
また、オークション会場についてはイベントが開催される地域にある、グループ傘下の(株)エイチ・ツー・オー商業開発(大阪市西成区、今井康博社長)が運営している「イズミヤ多田店」および(株)阪急オアシス(大阪府豊中市、永田靖人社長)が運営している「日生中央サピエ」の一部を提供する。
この取り組みを通して、再利用が未定な状況で長期間保管し、その後廃棄していた什器をリユースしてもらうことで、環境負荷の低減にも寄与していく。
「のせでんアートライン 2021」 リユース什器オークションは、2021年11月1日(月)~11月14日(日)の期間、イズミヤ多田店(兵庫県川西市多田桜木1-8-3)と日生中央サピエ(兵庫県川辺郡猪名川町松尾台1-2-1)で実施される。
「のせでんアートライン」は2013年の能勢電鉄開業100周年事業として始まった。妙見山を中心に、兵庫県川西市、猪名川町、大阪府豊能町、能勢町の一市三町で開催し、この地で生きる人々とアーティストが一体となってつくる2年に一度の芸術祭だ。
「のせでんアートライン2021」は10月30日(土)~11月23日(火・祝)の25日間、能勢電鉄沿線の妙見山山頂エリアで開催される。テーマは「Enlarged Mentality ~他者との世界を共有するもの~」。