イトーヨーカ堂news|「認知症サポーターキャラバン令和3年度」で特別賞
(株)イトーヨーカ堂(東京都千代田区、山本哲也社長)は、全国キャラバン・メイト連絡協議会が主催する「認知症サポーターキャラバン令和3年度表彰式」で特別賞を受賞した。
同社では店舗での高齢客への接客について、要望などの問い合わせが本部に増加したことを受け、2014年に認知症サポーター養成の取り組みを開始。取り組むなかで、地域の行政や地域包括支援センターとの連携も強化した。またこれまでに、全従業員の4割、約1万1000名の認知症サポーターを育成し、店舗における従業員の適切な接客応対などのサービス提供と地域住民としてのサポーター活動による地域貢献を進めてきた。
特別賞受賞はイトーヨーカ堂が認知症サポーターの養成や、自治体との協定締結にも積極的であり、介護予防や見守りにも貢献するコミュニティの拠点となっている点が評価されたもの。
ちなみに「認知症サポーター」とは、認知症について正しく理解し、偏見をもたず、認知症の人や家族を温かい目で見守る「応援者」を言う。自治体(市町村・都道府県)または企業・職域団体(従業員を対象とする)が実施する「認知症サポーター養成講座」(90分)を受講すれば、認知症サポーターになることができる。
■認知症サポーターが実践している活動(平成30年度・地域ケア政策ネットワーク調べ)