セブン&アイnews|資源回収の取り組みを店頭やWEBサイトで紹介
(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)は、6月の環境月間にあわせ、日々の暮らしのなかで顧客と一緒にできるグループ各社の資源回収の取り組みを店頭や WEB サイトで紹介する。紹介する事業会社は、セブン‐イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、ヨークベニマル、ヨーク、そごう・西武、セブン&アイ・フードシステムズ、ロフト、赤ちゃん本舗。
セブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、ヨークベニマル、ヨークでは、ペットボトル回収機を約2100台設置しており、年間4億本相当のペットボトルを回収している。グループ店頭で回収したペットボトルは、再びグループで販売するペットボトル飲料の容器、ペットボトルを原料とする再生糸を使用した肌着「セブンプレミアムライフスタイルボディクーラー」やその他セブンプレミアムの商品パッケージなどに活用される。
ヨークベニマル、ヨーク、イトーヨーカ堂では、店頭にリサイクルステーション(資源回収ボックス)を設置し、食品トレーや牛乳パックなどを回収している。ヨークベニマルでは 2021年度に食品トレー114 トン、牛乳パック319トンを回収した。
セブン&アイ・フードシステムズが運営するデニーズでは、2021年9月から食品廃棄物を削減するため、コーヒー豆のかすを飼料として再資源化する取り組みを行っている。これを肥育飼として利用し、そのリサイクル飼料で育てた乳牛からとれた牛乳でホワイトソースをつくり、デニーズのドリアに使用している。コーヒー豆のかすを活用したリサイクルループの構築は、ファミリーレストランでは初の試みだ。
そごう・西武では、2009年9月から各店舗に「こども靴下取りコーナー」を常設している。使わなくなったこども靴を預かり、国際協力NGO「ジョイセフ」を通じてザンビア共和国に届けている。今までに100万足を超える靴を届けた。この活動によってサンビアのこどもたちの足を寄生虫病や破傷風から守っている。
ロフトでは 2021年11月1日(月)~2022年8月31日(水)の期間限定で、26店舗の売場に回収リサイクルボックスを設置し、コスメの空き容器の回収を実施している。対象になるのは、このプロジェクトに賛同する28ブランド。回収した空き容器は、新たな原料としてリサイクルされる。2022年4月末時点で265kgの容器を回収した。
イトーヨーカ堂では、6月1日(水)~6月19日(日)の期間限定で、衣料品・傘・綿100%タオル・ステンレス製ボトル・羽毛掛け布団の買い替えキャンペーンを実施する。2021年は、対象の不要品を持ちこむと衣料品と傘が10%OFFになる「買い替えキャンペーン」を実施した。衣料品は約20万点集まった。