ダイエーnews|環境月間に食品ロス削減と脱プラスチックの取り組み強化

CSR

(株)ダイエー(東京都江東区、近澤靖英社長)は、環境月間である6月を迎えるにあたり、「フードドライブ」をさらに強化するとともに、無料配布しているカトラリーをプラスチック素材から紙や木製素材に変更する。

同社は、2017年から「フードドライブ」に取り組んでいる。家庭で消費されずに余っている食品を店頭で募り、集まった食品を店舗ごとに提携する地域のフードバンク団体などに寄贈している。

この活動は、顧客に「食の大切さ」を伝えるだけでなく、顧客とともに地域の助け合いの橋渡しができることから、食を扱うスーパーマーケットとして積極的に取り組み、段階的に実施店舗数を拡大してきた。

これまで専用回収ボックスを毎月7日間(第3月曜日~翌日曜日)設置していたが、顧客が食品をいつでも持参できるよう、常設する。併せて、専用回収ボックスの設置場所や取り組み内容をより分かりやすくするため、什器を一新する。新什器への変更は6月1日(水)から開始し、6月中に全店で切り替えを終了する予定だ。対象店舗は現時点で実施中の188店舗。

対象食品の条件は、①未開封であること、②賞味期限まで1カ月以上あること、③常温保存が可能であること、④製造者または販売者が表示されていること、⑤成分表示またはアレルギー表示があること。

ダイエーとしても、賞味期限が迫っている、もしくは外箱の破損などの理由から販売が困難となり、やむを得ず廃棄予定となった食品のうち、上記の条件を満たしている食品を、フードバンク活動を実施する団体に寄贈する。

また、4月1日に「プラスチック資源循環促進法」が施行されたことを受けて、6月から順次、店頭で無料配布しているスプーン・フォーク・ストロー・マドラーなどのカトラリー類をプラスチック素材から紙や木製の環境配慮型素材に変更し、2022年度中に店頭で配布するプラスチック製カトラリーの全廃を目指す。

 

関連カテゴリー

CSR

CSR 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧