ビオセボンnews|ビオセボン店舗は順次サステナブルストアへと進化
ビオセボン・ジャポン(株)(東京都中央区、八木盛之社長)は 2016年の1号店開店以来、マイバッグの推進、バルクフーズ(量り売り)の設置など、さまざま環境配慮に取り組んできた。新店の「ビオセボン自由が丘店」では、新たな取り組みを導入し、サステナブルストアとしてさらに進化させる。順次、他店舗へも切り替えを実施する計画だ。
「ビオセボン自由が丘店」が入店する「NEWNO自由が丘」も環境認証を取得した商業施設だ。
「ビオセボン自由が丘店」のサステナブルな取り組みは以下の通り。
第1は、バルクフーズ(量り売り)での持ち込み容器に対応すること。
創業当初から食品ロス削減のため、使う分だけを少量(20gから)で購入できる仕組みを採用している。店舗におけるサステナブル推進の次のステップとして容器の持ち込みを可能とし、さらなるごみの削減にも取り組む。
第2は、店舗内装・什器に環境に配慮した素材を使用すること。
•店舗の内装
壁は火力発電所で発生する石炭灰の他、コーヒーショップで使用済みとなったコーヒー豆など多岐にわたる廃棄物を利用する。再生材料比率は約60%。天井はエコマーク認定の素材を使用。床は亜麻仁油・木粉・石灰石など天然素材でつくられた生分解性リノリウム素材の床材を一部に採用する。
•什器
農産什器、レジカウンターは国産間伐材を使用する。飛沫感染防止パーテーションは再生率100%ペットを使用する。プライスレールは従来のペット材から国産間伐材に一部変更する。
冷蔵・冷ケースおよび空調機冷媒現在使用の冷媒は、冷蔵ケースがGWP値4万1494(従来比28%削減)、空調がGWP値675(従来比67%削減)となっている。今後さらに低GWP冷媒の導入を推進していく。冷媒とは、冷ケースや空調で冷やすために使用されるガスのこと。