ウエルシアnews|第1Q売上高3344億円9.7%増・経常利益41.0%増
ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、桐澤英明社長)が2026年2月期の第1四半期決算を発表した。
3月1日~5月31日の連結業績は、売上高3344億2800万円(前年同期比9.7%増)、営業利益78億1300万円(42.1%増)、経常利益92億1300万円(41.0%増)、四半期純利益61億0100万円(116.0%増)の増収、大幅増益だった。
営業利益率2.3%、経常利益率2.8%。
物販部門においては、健康増進のために取り扱いを終了したたばこの売上げは減少したものの、需要の高まりにより米関連商品の売上げが増加した。また、プライベートブランドの拡販、WAONPOINTサービスの利用拡大に注力した。
調剤部門では、調剤併設店舗数が増加(5月末時点で2272店舗)したことで処方箋受付枚数も増加した。これにより物販及び調剤合計の既存店売上高前年同期比は堅調に推移した。
商品開発では、プライベートブランドの開発に引き続き注力し、「からだWelcia」「くらしWelcia」の拡販に努めた。ブランドのラインナップは、5月末に434品目となった。
「WAONPOINT」サービスを中心として、ポイントカード・アプリの利用率向上を通じた集客施策強化を図り、ウェルシアのポイント会員であるウエルシアメンバーを1400万人まで増やすことができた。
品目別売上高は「医薬品」が588億9500万円(前年同期比5.9%増)、「化粧品」が524億0100万円(8.8%増)、「家庭用雑貨」が441億1600万円(7.7%増)、「食品」が798億1100万円(14.0%増)、「調剤」が765億2000万円(13.2%増)。
グループ全体で19店舗の出店と27店舗の閉店を行い、5月末時点でのグループの店舗数は3005店となった。