ユニクロnews|難民による手工芸品ブランド「MADE51」とのキャンペーン実施
(株)ユニクロ(山口県山口市、柳井正会長兼社長)は、6月20日の世界難民の日に合わせ、難民が制作する手工芸品のブランド「MADE51(メイドフィフティワン)」とのコラボレーションキャンペーン “Make a World of Difference” を展開する。
キャンペーンオリジナル商品「UNHCR x UNIQLO 想いをつなぐキーチェーン」を、日本と米国のオンラインストア限定で6月20日(月)から販売する。日本で4000点、米国で1350点販売する予定で、価格は1500円(税込み)、14.9ドル。
また、日本と欧州6カ国の主要店舗で6月16日(木)以降順次、「MADE51」のポップアップストアを期間限定で設置し、ユニクロがセレクトした「MADE51」のビーズ細工や刺繍ポーチなどの商品を販売する。
日本では「UNIQLO TOKYO」「原宿店」「銀座店」「浅草店」「吉祥寺店」の各店舗で7月18日(月)までポップアップストアを展開する。
欧州では「311オックスフォードストリート店」(英国・ロンドン)、「メイヤー店」(ベルギー・アントワープ)、「クングストラッドゴーダン店」(スウェーデン・ストックホルム)、「カルファー通り店」(オランダ・アムステルダム)、「ストロイエ通り店」(デンマーク・コペンハーゲン)、「コルドゥージオ広場店」(イタリア・ミラノ)の各店舗で6月17日(金)からポップアップストアを展開する。
「MADE51」は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が立ち上げたグローバルブランド。故郷の伝統技術を継承する難民たちが制作した手工芸品を世界市場に流通させることで、難民の自立と生活再建を支援している。ユニクロは、「MADE51」の商品販売を通してこのブランドの認知向上を図るとともに、世界各地で避難生活を送る難民が収入を得て自立した生活を取り戻すことを支援する。
6月14日(火)、ユニクロのサステナビリティウェブサイト上に特設ページ「難民の現在とユニクロの支援活動」を開設した。UNHCRの発表によると、世界では現在1億人以上の人々が紛争や迫害によって故郷を追われ、戦火や抑圧から逃れる生活を余儀なくされている。世界難民の日を前に、こうした世界の難民の状況や、支援の取り組みをより多くの人に知ってもらうための情報発信を行っていく。