オイシックスnews|千葉県・奈良市と連携しウクライナ避難者に食品支援
オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)は、プラットフォーム「WeSupport」(高島宏平代表)が千葉県・奈良市と連携し、来日するウクライナ避難者への食品支援を7月から開始していると発表した。
今年4月には日本経済大学(福岡県太宰府市)と連携した支援を先行して実施し、千葉県と奈良市を含めた全体の支援人数は147名に上る。一方、食品を寄付する「サポート企業」は、2022年7月19日時点食品企業を中心に全13社になった。
また、「Yahoo!ネット募金」では寄付の受付をしていて、寄付金は、食品物資の倉庫費用や支援団体への配送費、物資の購入費用に活用される予定だ。
「WeSupport」は、新型コロナウイルス患者の治療にあたる医療従事者に向けた食品支援を行うため、2020年4月に設立された。オイシックス・ラ・大地(株)、社会事業コーディネーターの一般社団法人RCF、ココネット(株)(セイノーホールディングスグループ)が連携して運営している。医療従事者向けの支援の名称は「WeSupport Medical」で、2020年4月から2021年11月まで、124カ所の病院を対象に支援を実施した。延べ支援人数は76万人、支援金額では9億4000万円相当となり、国内有数の食品支援プラットフォームへと成長している。
その後2021年12月からは、ひとり親世帯を中心とした子どものいる貧困家庭に向けた食品支援「WeSupport Family」を開始し、今年7月19日時点で、延べ支援人数は5万4000人、支援物資は1億9000万円相当が集まった。
さらに4月8日からは、来日するウクライナ避難者への食品支援を開始した。日本経済大学を通じて72名の避難学生を支援する先行支援では、7月19日時点で、7回目の食品支援を実施している。