三越伊勢丹news|買い取り・引き取りサービスの産学連携の取り組みを開始

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(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、細谷敏幸社長)は、百貨店初の常設買い取り・引き取りサービスとして「i’m green(アイム グリーン)」を実施している。顧客から引き取った品物を東京都立青山高等学校(以下、都立青山高校)に無償で提供することで、産学連携のサステナビリティ活動に取り組む。今回提供した品物は、生徒自らがリメイクし、9月3日(土)・4日(日)に開催される文化祭「外苑祭」で上演される演劇の衣装に生まれ変わる。

都立青山高校の「外苑祭」は、生徒による演劇の上演が伝統行事となっており、衣装をはじめ、舞台道具なども生徒たちが手づくりでつくり上げていくのが特徴だ。今回の取り組みは、アイム グリーン担当者が、自分ができる社会貢献はないかと考えていた時に、「高校時代の文化祭で、使われなくなった衣料の寄付があったら良かった」という発想からスタートした。



<提供された衣料品から演劇の衣装を手づくりする都立青山高校の生徒たち>

「アイム グリーン」は、使われなくなった品物を買い取ったり引き取ったりして次につなげるサービスで、三越日本橋本店新館7階、伊勢丹新宿本店本館7階にカウンターが常設されている。衣料品、バッグ、時計、宝石、骨董・美術品などを預かり、専属の三越伊勢丹のスタイリスト(販売員)が最適な方法を提案する。引き取った衣料品の一部は、資源としてリサイクルする方法も用意する。

今後は、今回の取り組みのように、学校法人などの外部団体と協業し、引き取った品物をリメイクしたりアップサイクルしたりするなど、三越伊勢丹のフィルターを加えて再生する取り組みも計画していく。

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