イオンリテールnews|ステンレス製ボトルなど店頭での資源回収活動を拡大

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イオンリテール(株)(千葉市美浜区、井出武美社長)が店頭での資源回収活動を拡大している。

まずは、6月1日(木)から、「イオン」「イオンスタイル」235店舗で、使用済みステンレス製ボトル回収ボックスを設置する。

この取り組みは、タイガー魔法瓶(株)との協業で実施する。回収されたボトルはタイガー魔法瓶が構築している再資源化モデルで、再生素材として生まれ変わる。

ステンレス製ボトルを廃棄する場合、回収後の分別がリサイクルの大きな負担となっている。この取り組みでは、ステンレス製ボトルを一定量まとめて回収することで、リサイクル専門業者での再資源化の際に、従来の多種金属が混在した状態からステンレスを取り出す場合と比較して、作業の手間を省くことができる。また、ふたや中栓を付けたまま回収ボックスに入れることが可能なため、顧客も気軽に再資源化の取り組みに参加できる。

また、6月1日(木)から、パナソニック エナジー(株)と協業し、東京都・大阪府・京都府・奈良県の「イオン」「イオンスタイル」22店舗に、使用済み乾電池の回収ボックスを設置する。

パナソニック エナジーの調査では約4割の人が「乾電池の廃棄が不便」と感じる、あるいは「乾電池の使い捨てに戸惑い」を感じていることがわかった。こうしたなか、使用済み乾電池の回収活動に賛同し、まずは22店舗に回収ボックスを設置する。

回収対象は、パナソニック製のアルカリ乾電池・マンガン乾電池、および「イオン」「イオンスタイル」各店舗で販売しているアルカリ乾電池・マンガン乾電池。

回収した乾電池は、東京製鐵(株)岡山工場で鉄鋼材料等の新たな素材としてリサイクルされ、パナソニック エナジーでの乾電池部材へのリサイクルを目指した研究開発に活用される。

この取り組みを通して、同社は使用済み乾電池の効率的な回収・再生のプロセスの研究・確立と、「電池から電池」へのリサイクルの実現に協力していく。

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